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森の中のアンモニャイト2 [街中の猫たち]


アンモニャイトに手を伸ばして、もふりのおまじないを唱えながらもふりはじめました。

「ナムティ ナムティ ナムナムチン もふりの神様 ナムナムチン ナムティ・ショットで今日もハッピー」

すると・・・・
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junjun

アンモニャイトが言いました。 「何だかとても気分が良くなってきました。そのナムティさんというのは、どういう方なのですか?」 naochagoおぢさんは答えました。 「猫にとっての花咲爺さんだよ。ナムティさんが行くところ、どこでもカリカリが満ちあふれるんだ」
by junjun (2006-11-06 09:18) 

machineko

「ナムティは、いつだって黒い革靴を履いているんだよ。」 それを聞くと、アンモニャイトは大きなあくびをひとつしました。 するとどうしたことでしょう。アンモニャイトの身体が少しづつ小さくなってゆくではありませんか。 naochago オジサンは思わず叫びました。「大変なことが起こるというのはこのことだったのか!」 ヒトはいつも気づくのが遅いものです。 しまいに、アンモニャイトは生まれたばかりの仔猫の姿になってしまいました。 身体の色は元のままですが、後ろ足の先だけが靴を履いたように真っ黒です。 naochago オジサンは途方に暮れました。仔猫になったアンモニャイトを、森の中に独りにしておきことはできません。 そっと抱き上げると、アンモニャイトはつぶらな瞳でオジサンを見つめ、ニャアとか細い声で鳴きました。(続く)
by machineko (2006-11-06 11:14) 

いちごアイス

「ああ、私はなんと罪深いことをしてしまったのだろう。アンモニャイトよ、許しておくれ。私はこれまで、自分の欲望のおもむくままに生きてきた。しかしこれからは悔い改め、世の為、人の為、猫の為に生きることを誓う。」 おぢさんの目から大粒の涙がこぼれ落ちました。
by いちごアイス (2006-11-06 20:49) 

天河

そこへ妙に大人びた小学生が来ました。「仔猫になったのはアトポキシン4869のせいだよ、真実はいつもひとつ!」とキザな台詞を言い残して立ち去りました。
by 天河 (2006-11-06 20:56) 

なむち

それを物陰から窺っていた一人の少女がいました。いや、体格は子供ですがどことなく大人びた雰囲気を持った少女が言葉を漏らしました。 「ふっ…ワンパターンねw」 (続く) #なんぢゃその呪文わ?! ヽ(`Д´)ノゴルァ!!
by なむち (2006-11-07 12:07) 

machineko

黒い靴を履いた仔猫になってしまったアンモニャイトを腕に、途方に暮れているnaochago おじさんには、生意気な男の子も、アニメのキャラのような女の子も目に入りません。「そうだ!ナムティーにお願いしよう!」 おじさんは、早速呪文を唱え始めました。「「ナムティ ナムティ ナムナムチン もふりの神様 ナムナムチン お姿を現して どうぞお力をお貸し下さい。」 (続く)
by machineko (2006-11-07 23:57) 

いちごアイス

すると、仔猫の足先の色が黒から白に変わりました。 (続く)
by いちごアイス (2006-11-11 09:37) 

naochago

なんということでしょう! 足の先が白くなったと思ったとたん、どんどんアンモニャイトが元の姿に戻り始めました。ああ、よかった。やっぱりナムティの呪文のおかげだ。naochagoおじさんがそう思ったとたん、今度はnaochagoおじさんの足が黒くなり始めました。 と思うまもなく、見る見る間に、今度はnaochagoおじさんがカラスになってしまったのです。
by naochago (2006-11-25 03:46) 

naochago

http://pht.so-net.ne.jp/photo/yoshinao/images/416267
by naochago (2006-11-25 03:56) 

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