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森の中のアンモニャイト6 [街中の猫たち]

ふときがついた naochago おじさん。
きがつくと、森からはるかに離れた海辺で寝ていたのです。足元には、愛用のバッグがいっしょに寝ていました。アンモニャイトの姿はどこにもありません。
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naochago

アンモニャイトはどうしたのだろう。 きっと森に帰っていったに違いない。 森の中のアンモニャイト、それはそうっとしておかなければいけない神聖な存在なのだ。私には今それがわかった。私はこのまま、アンモニャイトを心に刻んだまま、街へ帰ろう。 そう心に思った naochago おじさんは、そっとつぶやきました。 「ナムティ ナムティ ナムナムチン モフリの神様 ナムナムチン アンモニャイトよ 永遠に」 そして、naochago おじさんは、アンモニャイトの森に別れを告げ、街に向かって歩き出しました。その後ろ姿は、アンモニャイトに会う前の naochago おじさんとは、ちょっと違って見えました。
by naochago (2006-12-09 03:08) 

machineko

ふと気づくと、naochago おじさんはまだ黒い革靴を履いていました。 あ、これはナムナムチンの靴だ。 そうか、これからは自分もナムナムチンのように猫たちを見守ることにしよう。 naochago おじさんは、そっと心に誓ったのでした。 さて、ここは森の中。 アンモニャイトが、もといた木の下に座っています。 「そうか、それは良かった。これでまたひとり、猫を見守る人間が増えたんだね。」 姿は見えませんが、アンモニャイトは声のする方向に向かって尻尾を立て、ニャアと一声鳴きました。 「さ、安心してお眠り。また誰かがやって来て、お前を起こすまで。」 森の中を静かに風が吹きわたって行きました。 アンモニャイトはくるりと丸くなると、眠り始めました。 夢の中で、動物とニンゲンが楽しそうに遊んでいます。それは太古からアンモニャイトが守ってきた夢なのでした。
by machineko (2006-12-09 03:32) 

naochago

ではこちらへ。 http://pht.so-net.ne.jp/photo/yoshinao/images/446836
by naochago (2006-12-09 03:50) 

junjun

うーん、どちらも良いエンディング。 (^_^)
by junjun (2006-12-13 00:33) 

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